用語集 – 雪

用語集 – 雪

 

この選集は、雪に関連する日本語の用語をいくつか集めたもので、雪という要素の文化的影響を示す。

 

玉雪

玉雪とは、玉(たま)と雪(ゆき)を組み合わせた造語で、その名のとおり、丸い玉に固まった雪のこと。冬の初めや終わりなど、気温が比較的穏やかな時期によく見られる。水分含有量が高いため、押し固めやすく、雪合戦などの雪遊びに最適である。

 

粉雪

粉雪は、乾燥していて細かい雪の一種で、パウダースノーとも呼ばれる。軽くて風に運ばれやすいのが特徴である。山間部などの低温地域では、粉雪が積もりやすく、滑降時に浮いているような感覚を味わえるため、スキーヤーやスノーボーダーに人気である。

 

灰雪

灰雪とは、灰のようにゆっくりと舞いながら降ってくる雪こと。他の種類の雪と比べて、灰雪の雪片はやや密度が高く、日光に当たると灰色がかった影を落とす。

 

綿雪

綿雪は「綿」と「雪」を組み合わせた造語で、ちぎった綿のように大きくて柔らかい雪のこと。水分を多く含み、降水量が多く比較的温暖な地域でよく見られる。地面に積もると圧縮されやすく、重みのある雪になる。

 

餅雪

この雪は餅のようにふんわりしており、部分的に溶けている。気温が上がり始める早春によく見られる。水分を多く含んでいるため、様々な形に成形でき、地面によく付着するので、例えば雪だるまを作るのに最適である。

 

ぼた雪、ぼたん雪またはべた雪

この種の雪は、餅雪よりもさらに多くの水分を含んでおり、雪片も比較的大きく重いのが特徴である。気温が高く湿度が高い時に降りやすい。地面に付着しやすいため、除雪作業は困難である。ぼた雪やぼたん雪という名称は、雪が水滴のように大きな雪片となって降る様子に由来する。べた雪という別名の由来ははっきりしておらず、雪が地面に付着する性質や、その粘り気のある質感に関係していると考えられる。

 

水雪

その名のとおり、水雪は水分含有量が高く、餅雪やぼた雪よりも多い水分を含み、みぞれに似た雪のこと。降った後すぐに溶けるため、普段は積もることなく、水たまりになる。水雪は気温が上がり始める早春に多く見られる。